仕事では、主にWebマーケティングやWebデザイン、EC運用をしています。
仕事をする際にも新しい企画やサイトを立ち上げる際には、よく耳にするコンセプトって曖昧な言葉で少し苦手です。
「サイトのコンセプトは?」と聞かれたら一歩引いてしまいがちになってしまいます。
これからサイトを作ろうと思っている、又はWEBデザインをこれから勉強していきたいと思っている人に
「こういう考え方もあるんだなー」的な参考になればと思います。
同時にこのSETOKEブログについて、コンセプトを明確にしていきます。
そもそもサイトやブログでのコンセプトって何?
1.概念。
2.企画・広告などで、全体を貫く基本的な観点・考え方。
わかりにくい。。。
「ユーザー像やサイトが与える価値などを具体的な言葉で表現する」ということらしいです。
そのサイトは誰のために作成するのか?それにはどのような価値があるのか?
例えば友達や同僚に「どんなブログを書いているの?」と聞かれたら、
「誰々に向けて、何々の情報を配信していてそれにはこういう価値がある。」
というのを相手に説明することができる答えがいわゆる「コンセプト」というやつなんだろうと思います。
このブログの場合には、
「WEBに関わる人やガジェット好きな人に対して、役に立つ情報を配信するとともにアフィリエイト収入を得るためのブログ」という感じでしょうか。
コンセプトについては主に、「WHO」「WHAT」を抑えるといいです。
ただ、その前にやることがある
そもそも、どうしてブログをするのかは明確に意識出来ているでしょうか?
コンセプトの前提として、サイトやブログは何を目的としているのかを決められないという人もいるかと思います。
ブログやWEBデザイン、WEBマーケティングなど何でもそうですが、それをしたいと思った理由は何でしょうか?
何か目的や目標があるから、やりたいのではないでしょうか?
SETOKEブログの目的は、
・会社に頼らずに、自分で稼げる場所を作るため
・常に何か学びを得られるような仕組みを作るため
・看護師の嫁との会話に興味を持てるように
5W1Hで考えてみる
「5W1H]で考えることが一番、漏れがなく具体的に表現ができるそうです。
「いつ」、「誰が」、「どこで」、「何を」、「どのように」、「なぜ」。
以下は、私のブログで考えた「5W1H」を踏まえてご紹介していきたいと思います。
青文字については、このブログに当てはめて上から優先度の高い順に書いてみました。
例を見ながら自分の場合に置き換えて考えていただければと思います。
またコンセプトとは少しずれてしまいますが、5W1Hで考えることで構成であったりやらないといけないことが
見えてくるので例として書いてみます。こっちの方がメインになってますが。。
what「ブログを作る目的は何?」
- 得た知識をアウトプットして引き出しを増やすため。
- ブログ収益を得るため。(小遣い稼ぎ)
- 同じような趣味や関心を持っている友人を増やすため。
このUNIVITOブログについては、以上の3つです。
「得た知識をアウトプット(整理)して引き出しを増やす」のであれば、「まずどういう知識を得るのか?」というところでブログ内でのカテゴリ分けを考える必要が出てきます。私の場合は、仕事の関係でマーケティングについての情報はRSSなどを活用して常に収集するようにしています。またAPPLE信者ですので便利なアプリやガジェット等が好きなのもあり、常に何かないか探しています。
そういった、仕事でやらざるを得ないことや自分の興味関心のあることをまとめています。
「同じような趣味や関心を持っている友人を増やすため」にするのであれば、自分が興味を持っている記事を書く。コメント欄の設置やFacebookやTwitterを使って記事を拡散したり、同じ趣味を持っていそうな人をフォローするといいかもしれません。
もちろん、プロフィールについてはきちんとどういうブログを運用しているのかやサイトURLなどの情報を載せておく必要があります。
まずは、「WHAT(目的)」を明確にさせることが一番の近道だと私は思います。
目的を明確化させることで、サイトやブログを構築する際にやるべきことも見えてきます。
できれば、このwhatは常に意識してブログを更新していきたいです。
who「誰に向けた記事なのか?」
- Web担当者
- ガジェット好き
ペルソナの設定です。そういったユーザーがどうのような検索ワードで検索するのかも考える必要があります。
アップルユーザーやWEB担当者はネットリテラシーも高いことが多いですので専門用語等もよく検索ワードとして使う仮説ができます。
また情報の新鮮なのかどうかも重要です。今、旬のものを扱うことで競合も少ないですし、それを探しているユーザーもなかなか目当ての記事にたどり着けていない可能性が高いので。
例えば、アルゴリズムのアップデートで発生した問題、新しい管理画面になってからの操作方法、アプリのセール情報など。
自分が書きたい記事を投稿するのはもちろんですが、設定したペルソナがどういう情報を求めているのかも仮説を立てると効果的です。
またこれはどのサイトにも言えることですがユーザーのことを考えて見栄えに気を使ったり、
読みやすい工夫をすることで続けて購読してもらえる確率も変わってきます。
このターゲットが定まっていないブログが多く挫折しやすいように思います。
サイトへの集客を増やしたい場合に、ファン層に読んでもらえる記事を書くことも重要ですが
そもそものアクセス数が少ないサイトで身内しかわからない記事を書いても、ごく一部の人にしか読んでもらえません。
まだサイトを知ってもらえていない新規ユーザーという、ターゲットの設定が抜けているのです。
when「どういうシチュエーションで利用される記事なのか?」
- アプリやサイト構築などの設定方法、トラブル解決を調べている時。
- 便利なアプリ、ガジェット、Appleの情報が欲しい時。
便利なアプリやガジェットの情報が欲しい時、どれくらい深い内容の記事があれば満足でしょうか。
または、関連記事を表示させることで記事を読んでくれた人にとって他にも情報を得られる可能性があるので有効かもしれません。
「設定方法を調べている時」にあなたならどういうキーワードで検索しますか?
または、検索結果でどういうタイトルの記事をクリックするでしょうか。
where「どんな環境でそのサイトを利用されるのか?」
- 通勤時間(スマホ)
- 職場(パソコン)
- 自宅(パソコン・スマホ)
ブラウザの種類や画面解像度、デバイスは?場所は自宅?それとも職場なのかもサイトによっては考える必要があります。
職場で見られるようなサイトでしたら、あまり派手な見た目は控えた方がいいかもしれません。
レスポンシブ対応については、私のサイトの場合にiPhoneなどの記事も載せているので必須です。
why「なぜそのサイトを利用するのか?」
- 信用できる情報が載っている。
- 関心がある記事が多い。
- 問題が起きた時にここを見れば大体解決できる。
これはブランディングだと思います。
他のブログやサイトと差別化するためにどの点で優れているのかを決めておくことで、アクセス数やリピートを増やす要因にもなります。
出来れば最初のうちは、一つの項目に絞ってそれぞれの記事の関連性が高い内容を書いていくこと。
ユーザーがサイト内を巡回してくれる可能性も高まります。SEO的にも狙ったキーワードでの検索順位を上げやすくなるかもしれません。
how「どのようにそのサイトを利用するのか?」
- pocketに保存して後で読む。
- 問題解決するため。
知識系の記事なら、後で読めるようにEvernoteやPocketに保存しやすいようにアイコンを用意する。
問題を解決するために利用されるのであれば、記事の手順に沿っていけば解決できるようにわかりやすい構成にする必要があります。
まとめ
今回は5W1Hに当てはめることでサイトやブログのコンセプトの根幹となる情報を導き出す方法をご紹介しました。
コンセプトを立てる際は、まず目的が必要です。
そして、その目的に対するターゲットを想定して仮説を立てながらコンセプトを明確化させる。
常にこれらを意識してブログを構築することで、ブレなく一貫性のあるサイトを作り上げられると思います。
ブログを書く目的は何ですか?